健康経営を推進する組織開発プロジェクト

【ロート製薬様】全従業員を対象とした健康増進活動で成果

ロート製薬 健康増進100日プロジェクト「+1(プラスワン)グランプリ」 AW計画推進室 室長 中西さん(左) 人事総務部 部長 綾井さん(右)

弊社サービスをご利用いただき実施したプロジェクトについてお話をうかがいました。

ロート製薬では「健康産業に従事する者は心身ともに健康でなければならない」という社訓があります。社内にオールウェル計画推進室という部署があり、ここでは「All well=みんな健康に」をスローガンに、社員に健康意識を根付かせるため、福利厚生施設「スマートキャンプ」等を運営して食改善やストレスコントロールの必要性を提案。社員の心身ともの健康をサポートし続けておられます。

今回、オールウェル活動の一環として、また、社員が自発的に健康活動に取り組む風土づくりを目指した活動として、「健康増進100日プロジェクト」を1年間かけて実施されました。これは会長から工場、営業部課員に至るまで全社1,600名を対象とした取り組みで、職場間を横断したチームを組み、個人、チームがそれぞれに社員自ら目標を立て競い合い、優秀な成績を収めれば表彰するという「+1(プラスワン)グランプリ」というものです。

Be&Doでは、事務局となられたオールウェル計画推進室スタッフ様と企画立案から加わり、キックオフミーティングの実施からプロジェクトの運営サポート、「habi+Do!」(開発段階)の提供をさせていただきました。プロジェクトは昨年11月に無事終了したところですが、これまでを振り返り、オールウェル計画推進室長の中西さんと、人事総務部の綾井さんに改めてお話をうかがいました。

全社員で取り組むことによる一体感を生んだプロジェクト

AW計画推進室 室長 中西澄子さん
AW計画推進室 室長 中西澄子さん

トップは当初、管理職だけで実施する計画だったようですが、オールウェル計画推進室が事務局として携わるからには、やはり全社で取組みたいと考え、チームで一緒に頑張らないとポイントを獲得できない仕組みや、競い合い頑張れば賞品を獲得できるという仕掛けを企画しました。結果として本社、支社、福岡などエリアもお構いなし、海外出向者や店舗の販売員、工場勤務の方も含め職種・職歴・勤続も構わず、ロート製薬に籍を置く全ての人を対象とし、全員1,600名(実質1,464名)が4期に分かれて参加する一大プロジェクトとなりました。

各自・各チームの活動に関しては、事務局はアドバイスはしますが、あくまでチームごとの、そして個人の自主性を重んじました。100日の戦いが終わると必ず成果発表会&表彰式を開催。優秀な成績を収めた者、チームには表彰状と賞品を与え、会長・社長から手渡ししてもらうようにしました。これは結構、社員にとってインパクトがあったようです。

表彰式の様子
表彰式の様子

また、全社員を4期に分けて五月雨式に競う仕掛けをしましたので、今、誰が、取り組んでいるのか一目で分かるように「100バッジ ※写真参照」をつくり、期間中は来客時も必ずつけてもらうようにしました。これは社内外に反響がありました。特に初めてのお客さまに対しては「ロート製薬は本気で健康に取組んでいる」という姿勢や心意気が伝わりやすくロート製薬に信頼感と興味を持ってもらいやすくなった。そしてお取引先には「実はこんなことをやってましてね!」と話のきっかけになりそのあとの商談がスムーズに運んだという話を営業現場から聞きました。

100バッジ
参加期間中につける100バッジ

ロート製薬ではこれまで、全社集まって運動会をしたり、エリアに体力測定をしたり、健康管理室のサービスを充実させたりと社員の健康増進には力を入れてきました。また、社員自身が健康の増進・維持を意識し、積極的に何かを実践してもらおうと2004年7月にオールウェル計画推進室を立ち上げ、以来ずっと社員の皆に「自分の健康は自分で守ろう」「ストレスコントロールできる力をつけよう」「自分を大切に、自分に投資しよう」と提案し活動を続けてきました。確かにスマートキャンプへ来て整体やスパを受けてストレス解消したり薬膳を食べて食改善にチャレンジしてくれる人は増えたし、来たら喜んでくれてもいるけれど、やはり社員一人一人の胸のうちに健康意識を根付かせることは難しいことです。100日プロジェクトをやるまでは、一体社内のどれほどの人に伝わったのだろうか、どれほどの社員が自分の健康状態を意識して何かを実践してくれているのか、その実態、ほんとのところがなかなか掴みきれないというのが実状でした。

社内報
社内報で取り組みや成果の発表!

しかし、この100日プロジェクトを始めてみたところ、既に健康活動を実践している人がたくさんいるということがまずわかりましたし、自分に合った続けられる健康法を真剣に考えた、健康活動を始めるいいチャンスになった、特別なことをしなくても日々積み重ねていけば成果が出ることを体感できた、などなど、普段の生活の中で健康活動は十分できるものだし、成果にもつながるということを実感してくれた社員が多かったのですよ。このことはほんとうにうれしかったですね。私たちはちょっと背中を押しただけですから、それでも皆頑張ってくれたのは、きっと日頃から意識してくれていた証拠だし、これまでのオールウェルの活動がムダではなかったのだと感じてこれからの励みになります。

それと、実践してみて成果が出たという成功体験の感覚が体の中に残っているのでしょうか、プロジェクトが終わった今も、ウォーキングやマラソンを続けてくれている社員が結構いまして、お昼休みにそんな話題で盛り上がっている風景を見るとほんとにうれしい。大変でしたが、取り組んで良かったです。

100日間という日数は、短くもなく長くもなく、ちょうど集中もできる期間でした。健康とはなかなか清清しいものだ!ということを肌で感じてもらえるのにも足りる期間だったと思います。自分が実体験として話せますから。さらに、1年間、常に全社のどこかでプロジェクトに取り組んでいるという状況をつくって、全社員に一体感を創出できたのも良かったと思える点です。

最後になりますが、実はグランプリ上位入賞者ほど、家族の応援を受けて頑張った傾向があります。家族も社員の健康を考えたこのような取組みを喜んでくれているようで、一層ロート製薬への信頼を強くしてくれたという側面もありました。強靭な組織作りはこういうところから始まるのでしょうし、健康を意識して自己管理に気をつかうことが、ひいてはまわりの人への思いやりやチームワーク作りにもつながっていくと考えます。今後も趣向を凝らして、継続的定期的にこのようなプロジェクトを実施していくことが社員ひとりひとりを強くし結びつけ、組織を強くしていく一助になるのだと感じています。
Be&Doの皆様、ありがとうございました。

社員の自信につながった。社員が健康でいてくれることは会社の財産。

人事総務部 部長 綾井博之さん
人事総務部 部長 綾井博之さん

やってよかったなと思っています。社員の中でも今まで健康に興味がなかった人の意識は変わったと思うし、暴飲暴食していた人がカロリーやお酒の量を考えるようになったり、明らかに不健康な人が減りました。

生活の乱れは仕事のストレスから来ていることも多いと思うのですが、逆に食事や運動のリズムを取り戻すことで、会社での表情も変わった人がいたように感じています。

普段からチームワークや職場間の交流は大切にしていますが、このプログラムに取り組んでいる期間は、食堂などでも共通の話題で盛り上がっていた感じですね。プログラムが終わった後も、誘いってマラソンに出たり、盛り上がりは続いていますよ。

特に活動を通じて成果が出ている人、変化を実感している人に言えると思いますが、多かれ少なかれ、仕事をする上でも自信につながりますよね。消費財を製品・サービスとして提供している以上、社員からうけるイメージは大切ですし、健康的になってくることでオシャレにも気をつかう人が増えたりもします。

また、タクシー代など移動経費が減ったかもしれませんね。みんな少々の距離なら歩くようになりましたから。
そういった直接的なメリットもありますが、長い目で見て、社員が健康でいてくれることは会社にとって良いことです。

今後はお膳立てしなくても、健康の自己管理を、より自発的・自律的に各自ができる状況を実現していきたい。言われたからとか、やらないといけないからというわけではなく、自分で自分のためにやってもらうというのが一番良いと思っていますから。

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お話をお聞かせいただき、ありがとうございました!プロジェクトの様子は、下記のロート製薬のスマートごはん (製薬会社のオリジナル家庭薬膳料理) 内や、プレスリリースに取り上げられています。ぜひご覧ください。

ロート製薬株式会社(http://www.rohto.co.jp/

ロート製薬のスマートごはん

ロート製薬のスマートごはん (製薬会社のオリジナル家庭薬膳料理) 

プロジェクトの実施方法のイメージ

ロート製薬100日プロジェクトの実施イメージ図

具体的な成果について

実施前後のアンケート結果、最終的な報告をもとにした実績データです。

参加者の声(抜粋)

  • 共通の目的がある仲間と励ましあうことで、やる気が出てくることが実感できた。
  • みなさん、前向きな健康に関する話題で明るくなったと思います。
  • メンバーで良い交流ができた。1つの目標に対してメンバーで力を併せてやったことは、これからのチーム営業で生きて来ると感じた。
  • 部署を超えてチーム編成頂いたおかげで、仕事でのコミュニケーションも円滑になった。
  • 普段あまりコミュニケーションをとらない人とも関わりを持ち易くなり、仕事がし易くなった。
  • 体か軽くなり、気分よく仕事が出来るようになりました。
  • プロジェクトを通して、皆が体重を落としたり健康になることにより、生産業の能率が上がったと思います。
  • 午前中、頭の回転が前より早くなった。
  • 仕事+αをこなしていたので1日が充実した。

企業における健康増進効果事例グラフ1

企業における健康増進効果事例グラフ2

企業における健康増進効果事例グラフ3

企業における健康増進効果事例グラフ4

ご自身の健康増進以外に会社で実践して良かったこと

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